何かしないといけないのに行動ができないあなたは危機感を活用しよう
皆さん、こんばんわ
本日は「危機感との付き合い方」について話していきたいと思います。
皆さん危機感なんて感じたくないですよね。私もまったく感じたくないです。
どちらかと言うとワクワク感を常に感じていたいですよね。
しかし、ワクワク感がわいた事に対して、行動をして結果が出るまでやりきった事はありますか。私の周りでは私の基準ではやりきったなと思った方あまり見た事ないです。
逆に危機感がわいて、やりきった事はあるでしょうか。私は、短いスパンで完結できる事であればやりきる確率が非常に高いと感じています。例えば、来週の会議にすごく恐い上司が出席する事が決まって、完璧な準備をしないといけない殺されると思った時に皆さんはどうしますか。私はめちゃめちゃ頑張ります。
私がリクルートで働いていた時には先輩社員が毎週ある恐怖の会議用に早い段階からネタを必死に集めてる光景を何度も見ました。しかし、ワクワク感のある話をしている人が、数ヶ月後、話を聞いてみると、何も進んでいなくワクワクしているだけという状態を何度も見ました。イメージでは9:1でやりきるまで行動しない人が多いと印象です。
このような状態になってしまうのは、ワクワク感はWANTの思考であり、できればいいなという強制力が全くありません。一方で危機感というのはMUSTの思考であり、しなければならないという強制力が強いからだと思います。
強制力の無いワクワク感だけでやりきる事が普通にできる人はそこまで多くないと思っており、自身のスキル、経験、人脈に長けている人が多いと感じています。私がこの人はまさにそれだと思う人は下記3人になります。
1人目は堀江貴文さんです。皆さんの中には金儲けしている人と思う人いるかもしれませんが、私は全く別の印象です。楽しそう事には最初に手を上げて取り掛かり、常に面白い事を探している日本が誇る夢想家。感情論で議論する事は大嫌いだが、意思決定は感情で決めている方だと思います。
2人目はイーロン・マスクさん。火星移住計画等を本気で実現しようとしている方であり、やる事全てが異次元の方です。当たり前を鵜呑みにしないで、考える事がワクワク感の塊みたいな人ですが、やりきるための仕事は、優秀なスペシャリストを集め、超多忙に仕事するというビジネススタンスが高い方でもあります。
3人目は漫画ワンピースに出てくるモンキー・D・ルフィ。よくワクワク感の 代表格みたいな人で相談を受けた方に話しています。海賊王になりたいとその気持ちだけで未知の世界に飛び込んでいきます。辛い事もたくさんありますがこの海賊王になりたいという想いは全く失うことなくつき進んでいます。
しかし、多くの人はワクワク感だけでは中々行動できないと思います。何故ならワクワク感から沸き立つ行動は、WANTであり、
やらなくてもまったくマイナスにならない
からです。
しかし、そんな状態ではいつまでたっても自発的な行動にならないので、そういった方は危機感を活用すれば私は良いと思います。
具体的にお話しすると、最終的な結果をワクワク感から設定して、そこまでの中間目標を危機感で設定する事です。ワクワク感だけだと行動しない、危機感だけだと疲弊してしまいパンクしてしまうため、2つの感情を併用する事によって、自発的に行動をしてやり切る事ができると思っております。
私の転職相談もこの考えを使う場合が多く、過去に自発的にやりきった経験がない人に対しては、中期視点の目標をワクワクできるような設定をします。「自身のスキル、経験、人脈が得ることができれば自分がその時したい生き方ができるようになる」というように。
しかし、そのための転職活動は危機感を感じるように話しています。「ここで頑張れないと一生、選択肢が少なく誰かに使われる人生になるかもしれない」みたいな話をします。それが一つクリアされると、少し危機感を緩め、しばらくするとまた危機感を醸成します。
この方法の問題は、私の事が悪魔に見えてしまい、考えてくれてはいるけど中田は恐いとなっている相談者が増えてしまう事です。ウサギのように寂しがり屋な私はこういう立場になるのはとてもつらいですが、今の所多くの元々、やりきる行動ができなかった相談者が道をしっかり歩めている気がするのでこの方法を続けています。
この方法は使う場合は絶対に、
最初は自分ではない別の人に危機感を醸成してもらいましょう。
自分だけでは危機感で作っても、強制力が全くないので、すぐ形骸化してしまいます。
仲は悪くないけど、頻繁に会わない人とかに取り組んでもらうと良いと思います。
この方法をやっていくと、いつの間にか自身で危機感のコントロールができるようになるので後々、自走化していきます。
自分がここ数年、全く何もできていないと感じる人がいたらこの方法を是非試していただければと思います。
次回は「学歴って関係あるの?」を話したいと思います。