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人を信じない人が一番騙されやすい。転職もね。

皆さん、こんばんわ。

 

本日は「人をすぐに信じてしまう人、全く人を信じられない人はどっちが良いの?」という内容で話していきたいと思います。

 

 何故、この話をしたいかと言うと、色々な人の相談にのっていく中で成功失敗の分岐点になりやすいと考えているからです。

現代では誰でも情報を大量に取得できる環境にあるため、情報をどのように活かすかが大事です。情報を取得する過程、情報を活かして行動するという過程で人から情報やアドバイス、ご提案をいただくケースがあり、その際に信じる信じないという判断が、後の結果に大きく影響すると感じているため、このどちらの人の方が良いのかという事を考えるのは非常に大切だと思っています(前提として20代での話にさせていただきます)

1:人を信じらない私とすぐ信じてしまう友人

 必要以上に信じてしまう人と信じられない人が一定数いて、どちらの方が良いかと考えた時期がありました。私自身が全く人を信じられない人であり、すぐ信じてしまう友人を見て愚かだなとその当時は思っていました。実際に信じたがゆえに騙されている友人を見た時に、「それ、見たことか」と思い、自分の考え方が絶対に正しいと信じて疑いませんでした。

しかし、そこから何年か経った時に、現在の状況を振り返ると自分の考えが必ずしも正しくないなと感じるようになりました。

 

短期で見ると、騙された人はお金を失いましたが、長い目で見ると、若い内に騙された「経験」を得ることができています。仮説ではなく、実際に信じるという判断をしたからこそ得られたものがありました。

 

一方の私みたいな全く人を信じられない人達は、すぐ信じてしまう人達を遠くから見て、愚かだなと見ていましたが、その間は、信じらない事によって情報を頂いても行動まで結びつける事が出来ていなく、

何もしていない、外から見ている傍観者

になっていました。

 

実際に騙されて愚かだなと思っていた友人が、私達がただの傍観者になっていた時期に、たくさんの人を信じて、行動に結びつけ「経験」を得ていました。そして、現在では早いタイミングで暗号通貨(仮想通貨)に投資をして、今や多くの富と自由に使える時間を手にしていました。まぐれだ!いつか暴落する!といっていた傍観者達でしたが、私は友人が得た結果よりも、何で投資をするか?それをいつまでに結果と見て判断して振り返るか?、そして次に何をするか?までの設計ができており、誰かを信じる事しかできない彼が、自分の判断で行動できるようになっていた事に驚きを隠せませんでした。

 

そして人を信じられない人達は、友人が人を信じて、行動して「経験」をたくさん得ている中、「経験」を得る事が出来なかったために、人の判断基準が学歴、年収、会社名等のわかりやすいステータスでしか信じる事が出来なくなってしまい、正しい情報を鮮度が良い状態で受け取る事が出来なくなっていました。

 

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2:転職でもよくあるステータスのみ判断

転職でもこう言ったケースが多くあります。

人材業界では必ずしも大手が正しいという状況ではなく、大手エージェントは求職者側と企業側の担当が分かれており、共有も完璧ではないため求職者側の担当が企業の事を知らなく求職者が不利益を被っていたり、大手求人媒体では売り上げ増大のため、かなりのデンジャー企業の求人広告も出して、求職者側が何も知らずその会社に入社してしまうケースが多くあります。

しかし、信じる「経験」が少ないステータス判断の人達は中小の優良な人材紹介会社や優秀な個人の正しい意見を聞く事が出来ず、結局大手だからと情報を鵜呑みにしてしまい、転職というリスクを背負ってまで行く事のない企業に転職していくのを私は何度も目の当たりにしてきました。

 

確かに大手だからというのを判断要素の一つに入れる事は決して悪い事ではありません。しかし、あくまで要素の一つとして扱う事が大事だと感じています。

 

実は、信じる事ができない人達が、一番騙されやすかったりします

年を経て何かを判断しなければいけない時期は必ず訪れますが、「経験」が少ないため、相手のステータスを信じて騙されます。何故かというステータスこそ一番捏造しやすいからです。

 

3:信じる事だけではいけない「気をつけるポイント」

しかし、ただ信じる事ができるというだけでは「経験」を未来に活かす事ができず、同じ事を繰り返してしまいます。そうならないために重要な事は4つあると感じています。

 

①何故、信じたかの理由を自分の中で明確にしておく

理由を明確にしておかないと、結果が出た時に振り返りができないためです。

 

②結果が出た時に必ず振り返る

信じて良かったか良くなかったかを必ず振り返りましょう。先ほど話した友人は、

この振り返りをしっかりしていたため、活かせる「経験」になったと思います。

 

③自責で捉える

その人を信じて良かった良くなかったかの判断したのは全て自分の責任です。これを自分事にできなかった人は①も②をやっても意味がありません。

 

④20代〜30代前半までにやっておく

若い内にどれだけ人を信じて行動に結びつけるかが大事です。歳を取ってから変えようと思っても中々難しかったりします。

 

4:意識する事が最も大事

私は、人を信じる事ができない人でしたが、他の傍観者の方と違ったのは、それを指摘してくれる人がいて、その方の指摘を素直に受け入れる事ができる事が出来たために早期に脱出する事ができたと思います。それからは意識して、騙されたと思って信じてみようという気持ちで色々な人を信じて、コミュニケーションをしていきました。そうする事によって、経験値が増えて、判断するための思考のレベルが多少なりともついてきたと感じています。

 

自分で考え、自分で行動が苦手という方は、

まず人を信じてみる事からはじめてみてはいかがでしょうか?

たとえ騙されたとしてもそれはあなたの「経験」となり、将来の財産になると思います。よくないのは傍観者になりつづけ何もしない事です。

 

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次回は一番私が話したいかもしれない「お金と時間の価値」について話したいと思います。

最後まで見ていただき有難うございました。

 

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